ばあば


寝顔 ばあばがいる間、MEGUは「抱っこ」をせがむ泣き方を覚えた。限りなく労力を使わないで甘えた泣き声をかわいく出す。
 
 一週間前までは、最初は弱く、その後かまってもらえるまで、だんだんと声を大きくしながら泣くというパターンだった。それから、いきなり大声で「ぎゃー」と泣く技を覚えた。それが、甘えた泣き声に変わった。ばあばは、その声を聞くとすぐ抱っこした。これが原因なのか、今日の午後、MEGUはお布団でなかなか眠ってくれなかった。

 MEGUはもうひとつ技を習得した。相手の目を見て笑う。MEGUのあの笑顔で見つめられると、yukihoもパパもそしてばあばもメロメロになってしまった。

 そんなMEGUを見て「かわいい」を連発していたばあばは、今日帰った。今頃、留守番の家族にMEGUがどれだけかわいいか話していることだろう。親ばかならぬ、ばあばばかだ。

 2週間後、今度はMEGUとyukihoが会いに行くからね。ばあば、それからじいじも待っていてね。