時生

時生 久々に、面白かったと思う本だった。


 時生  東野圭吾  講談社文庫

 初めての作家の本を読んで、面白かったと思ったら、その作家の本を片っ端から読む。これが、私の本の読み方。

 東野圭吾の場合は、これはしない。なぜかというと、以前片っ端から読み始めたら、数冊目でつまらない本に出会ったからである。なので、この本を本屋で見かけたとき、一瞬買うか迷った。それに加えて私がいつも犬猿するベストセラーだったし、さらに、ドラマにもなったという有名本。

 しかし、裏表紙をめくったら、もしかしたら面白いかも?という筋書き。久しぶりに長編小説でも読もうかなと結局買った。


 MEGUが寝た後、読みまくった。途中でやめるのが惜しくなった。夜遅くまで読んでいたおかげで風邪までひいた。




 人は生まれ変わって元の世界に戻ってきているとしたら、自分の子供の前世とお友達になれるのかもしれない。

 もし、一度だけ生まれ変わるとしたら、いちばん何をしたらいいのだろうか?未来を見るか、それとも過去を見るか?