2008夏の大旅行 8日目Part3〜アリゾナ州〜
坂の上は、まだ砂漠で、そこからさらに15分ほど歩かないと、すばらしい景色にたどり着かないんだって。MEGUには、砂漠の中を往復30分もあるく根性はなし。なのでyukihoとMEGUは、廻れ右して、登ってきた坂を下り、車へ戻った。
35℃くらいはあったのかな?この写真は、暑い砂漠を一人で歩いたパパが撮ってくれた。コロラド川がくねっているところで、Horseshoe Bendという。ここら辺からGlen Canyon National Recreation Areaというらしい。
Glen Canyon National Recreation Areaはほとんどがユタ州だけど、我が家はアリゾナ州側のみだけ見た。
そこから少し車で走ったとことにある、Lower Antelope Canyonに行った。この日のいちばんの見所。ここもNavajo族の居住地内なのかな?入場料が大人26ドル(MEGUは無料)もした。でもそれだけ払っても見る価値のあるところです。
MEGUとパパが立っている細い隙間から、地下にもぐって行く。
神秘的な場所でした。雨が降って、鉄砲水が発生するとその流れでこんなにきれいな渓谷ができるらしい。地上は暑くて陽が痛いけど、地下は涼しくて、MEGUはこの場所が気に入ったらしく、どんどん奥に進んで行った。
まっすぐ立つのができないほど狭いところもあった。地上の隙間から光が入ると、とてもきれい。
最後までたどり着いたら、進んできた道を戻るか、もしくは地上に出て戻らないといけない。進んできた道は狭く、足場が不安定なところもあるので、地上に出たが間違いだった。
暑い。MEGUは地下の渓谷をすいすい歩いていたのに、地上に出た途端、「抱っこ」って駄々こねた。ほんとに暑くて参った。
(Upper Antelope Canyonというものあるが、こちらは個人で歩くことはできず、ツアーに申し込みしないと見られない)
暑すぎて、手持ちの水を飲み干したので水を求めて、近くのマリーナに行った。ここにGlen Canyon National Recreation Areaのエントランスがあり、国立公園の年間パスを見せたらOKでした。このマリーナは、Glen Canyon Damを作ったときにできたLake Powellにある。駐車場に車を停め、歩いているとカートが通りがかり、レストハウスまで連れて行ってくれた。駐車場から船を係留している場所まで遠いので、カートで移動するみたい。MEGU、大好きな乗り物に乗れて上機嫌です。
レストハウスで冷たい水を買い、喉を潤した。水ってこんなにおいしかったっけ?
ここのマリーナに係留されているボートは、すごく大きかった。ハウスボートと言われる物で、キャンピングカーの船バージョン。キッチンからベッドルームまで備え付けた船に乗って、湖の上で楽しむんだって。レンタルボートがあったけど、手漕ぎボートではなく、ハウスボートでした。アメリカ人の遊び方は豪快です!
休憩したあとは、さらに車を走らせ、Glen Canyon Damに行った。ダムは原発施設と同様にセキュリティが厳しいみたい。バックの持ち込み不可。カメラ、携帯、お財布、水のみ。空港ほどの厳しさははないが、X線チェックがあった。このダムは、下流のフーバーダムに泥が溜まらないように放水するために作ったらしい。すごくきれいなPageの街に不釣り合いな風景でした。
宿はQuality Inn at Lake Powell。高台にあって、ダムやGlen Canyonのきれいな景色が見えた。
日の入りもきれいでした。
晩ご飯は、Pageの街のメキシカンレストラン。アメリカにきてすぐは、一品の量の多さにびっくりしたが、最近はあまり驚かなくなってきた。けれど、このレストランの料理の量には、久々びっくりした。味は悪くないのだけど、食べるのが嫌になるなあ。
砂漠の中を移動するのは本当に辛かった。けれども、頑張って移動したかいがある風景に出会えた一日でした。