クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ

  横山 秀夫    文芸春秋


クライマーズ・ハイ

 またまた、テレビドラマの原作です。最近、本屋で本を選ぶ時間がないので、もっぱら話題作やドラマ原作そして、そこから辿って行った本をネット通販で買ってばかり。


 横山秀夫さんの作品は、何作目だろうか?たぶん、東野圭吾さんの本からリンクリンクでたどり着いたのが最初だった気がする。一冊目に似顔絵捜査官のミステリーを読んでまあまあ面白かったと思っていたころ、ちょうどこのドラマを放送していた。ドラマの方はちらっと見ただけだったけど、なんとなく話が気になったので原作を読んだ。


 作者は以前、日航機が墜落した群馬の新聞社に勤めていた。ちょうどそのときに日航機墜落が起こって、そのときのことを題材にした小説がこれになる。日航機側の話は山崎豊子さんの沈まぬ太陽を読んでいるが、マスコミの話は初めてで、また違った観点から見れて面白かった。



沈まぬ太陽(1(アフリカ篇・上))