車決定!


07-04-14_04-03.jpg 2日間降った雪は、昨日の夕方には解け始め、今日の午後には日当りの良いところに雪は見えなくなった。あっという間の雪でした。


 アメリカに来ることになって、何を持っていくかと同じくらい悩んだのが、ドルをどれくらい用意するか。

 買い物などは、カードで支払いをすませればいいので、そんなにはドルは必要ないだろうと思い、トラベラーズチェックと現金で3,000ドル持ち込んだ。足りない分は、みずほ銀行のインターナショナル口座にある日本円を、こちらで下ろせばいいだろうと考えていた。


 しかし、以外と現金が必要になった。まず、チップとバス。それから、アパートに入居するときの、保証金(持ってきたドルの半分が消えた)。そして、来月からの家賃に電気料金。電気料金は口座引き落としができるけど、アメリカの銀行に入れるドルを用意しないことには話にならない。




 そして、一番は車。こちらは個人売買が主流だけど、現金がないことには話にならない。しかし、ディーラーにいけば、カード払いでいけるかもと思って、そちらから車を探すことにした。その前に、先週、パパがメインで使っていたクレジットカードが限度額に達して、使用不可になってしまった。今月の引き落としがすんでから、すぐに限度額の引き上げを申請し、これでカードで車が買えるはずと、今日、ディーラーに行った。



 目指したのはZimbrick Honda。Zimbrickはアメリカではかなり大きな車屋らしい。そこのHondaに行けば日本車はあるだろう。アパートの近くからバスに乗って、北西の住宅街をぐるぐるしながら30分くらいのMiddletonで降りた。パパ情報(Google Map)ではこの辺らしい。しかし、それらしきものは見当たらない。スタバがあったので、休憩ついでに店員に聞いた(もちろんパパが)。ここから2ブロックらしい。



 休憩後、店員が指差した方向に進むが見つからず。MEGUはぐずぐずし始めた。まさか、アパートの二の舞か?ただただぐるぐるまわるのは嫌なので、見かけた人に聞いた。が、知らないと言われた。どうしよう……


 再び、人発見(車は通っても歩いている人はほとんどいない)。聞いてみると、地図まで書いてくれて、ここから20分ほど歩くって言われた。そして、中古車はないかもよだって。もしかしたら、ここまで来て探しまわったかいがないかもしれない。でも、ここまできたら、行くしかないよね。




 歩きました。20分以上かな?途中でMEGUが寝てしまうほど遠かった。しかし、Zimbrickの名前が見えたとき、店頭には新車のフォルクスワーゲンがたくさん並んでいた。やっぱり、新車のみなのか?




 角を曲がって、お店をぐるっとまわると、ありました「Used Cars」の文字です!歩いたかいがあった。


 そこから、車を決めるのは早かった。予算内のスバルのレガシーを見つけた。先週行ったお店では、かなり予算オーバーのレガシーしかなかったので、予算内の安さは気になった。が、これは心配無用。先週のお店が高すぎたみたい。今日の価格は妥当なせんらしい。店頭価格よりさらに引いてくれて、ほんとにラッキー漣 こんなにうまく行くとは思わなかった。



















 って、そんなに甘くなかった。クレジット払いができないだって。ローンはSSNがまだないので組めない。今すぐドルを用意できないことを伝えると、デポジット(保証金)が必要だって言われた。それも数百ドル。残金を用意するのに時間がかかるようなら、保証金が高くなるとも言われた。もし、保証金が用意できないなら、車を取っておくことはできないので、数日中にほかの客に売れてしまうかもしれないとも言われた。




 みずほの口座からお金を引き出すには、たぶん、一日の限度額があって、車代を用意するには何日かかかるはず。でも、お金がない訳ではない。日本円ではあるけど、アメリカドルはない。一度、家に帰って下ろせるだけ下ろして、また戻ってこようか。残金は、月曜までに用意できるだろうか?それでも、保証金はかなり必要なのか。もし、足りなければクレジットカードでキャッシングするしかないかな?




 セールスマンが銀行に電話して、一日の限度額を聞いてくれたが分からない。ネットで調べてもよく分からない。どうしたらいいか、パパとyukihoでかなり長い時間悩んでいると、マネージャーが登場した。保証金は100ドル(yukihoの財布に入っているよ)でいいよだって。神様だ!それで、車を取っておいてくれるって。



 残金は、これから帰って今日と土日でなんとかして、その結果を月曜には電話してほしいと言われた。すごく、困っているのが分かったのかな?もしかしたら、すごく例外的な対応をしてくれたのかもしれない。ほんとに良かった。




 お店にいたのは、11時ぐらいから1時過ぎまで。ほんとに長い間、対応してくれてありがとうございました。



 お店を出るとき、レガシーに「sold」のシールが貼られたのを確認した。ほんとに買えたんだ。


 
 帰りのバス停まで迷ってまた歩いたけど、何とかアパートまでたどり着いた。ここから、パパの銀行巡りスタート。アパートの前の銀行では、一回の引き出し限度額が低すぎる。一回ずつ手数料がかかり、車代を用意するには、20回ほどかかる。二つ目も同じ額。三つ目は大学の関係銀行。ここは額が少しあがる。ここで、今日、下ろせる限度額まで何度も挑戦し、車代の半分ほどを調達した。パパ、ご苦労様。



 あとは、明日の朝イチでもう一度銀行に行って、限度額まで引き出しする予定。この調子なら、明日には車が乗れるかもしれない。




 結局、日本円をドルで何度も何度も引き出すので、5%くらい手数料に取られてしまった。額が大きいので手数料も馬鹿にならない。もし、アメリカに長期で滞在する方、限度額一杯の現金と、トラベラーズチェック(これは税関に申請しなくて良い)を持っていった方がいいですよ。







 

 そうそう、今日行ったお店は、Zimbrick Hondaではなくて、Zimbrick Acura でした。Zimbrick Hondaは、やっぱりバスを降りた場所の近くにあったみたい。最初行く予定だったお店とは、別のお店だったけど、結果オーライだね。


 それから、大きなレガシーをyukihoが運転できるのか?こちらは後ろにたくさん買った物を積むので、駐車場は前から突っ込み、バックで出る。これがyukihoは一番苦手。高知ではレガシーより小さいインプレッサに乗っていたので、左ハンドルに加え、大きさにもなれないといけないなあ。