絵金祭り

昨晩、
江戸時代末期から明治にかけての浮世絵師、金蔵(通称 絵金)の屏風絵が
商店街に飾られる、赤岡の絵金祭りに行ってきました。


5時半ごろに赤岡町着いて、絵金祭りの会場の通りを歩くが、
まだ準備段階。6時からなのに?と思っていると、
日が暮れないと(7時過ぎごろだって)、絵を飾らないという。
陽に当たったり、カメラのフラッシュで変色するそうです。


絵金は、芝居絵も描いたという事で、
弁天座という芝居小屋があり、
そこでは子供が歌舞伎を演じてました。
しかし、MEGUは「祭り=くじ引き」で、
芝居よりも出店に早く行きたいから
つまらない、見ないといって、
歌舞伎のさわりだけしか、見られませんでした。


けんぴで有名なお菓子屋さん「西川屋」の裏には
噺家さんが座る高座がありました。
すごく高い。
MEGU、座りたいって言っていたな。



隣の絵金蔵は、絵金の絵がたくさん展示してある美術館で、
これは、MEGUもちゃんと見てくれました。
絵金の絵は、敵討ちだったり、三角関係のもつれだったり、
生首あり、流血ありの
かな〜り、怖い絵ですが、
MEGU、怖がらずに見てました。
ただ、お祭りの一角にあったおばけやしきは見向きもせず。



絵金蔵を出て、商店街を歩き始めると、
少しずつ、絵を飾る準備をしてました。



暗くなると、ろうそくが灯ります。



絵金作だけではなく、現代の絵師が書いたものもありました。
これは、高知では「きんこん土佐日記」で有名な
村岡マサヒロさんの作品。
屏風絵にきんこんのおばあちゃんがいます。


MEGUはというと、お小遣い300円をどこで使おうか
うろうろしましたが、
これっと思ったものは高すぎてできず。




JAが無料でやっていたスーパーボールすくい。
先週ばあちゃんたちと行った祇園祭で、
おねえさんが上手に金魚すくいをしていたらしい。
MEGUは、それを真似て、やぶれても、あきらめずに
持ち方を変えてたくさん取りました。



100円の綿菓子。
MEGUの顔よりでかい。
今朝、メガネがざらざらすると言ってました。
綿菓子がついていたみたい。



県内の神社には、絵金の絵が残っているそうで、
高知市内でも、お祭りで絵が飾られているみたい。
まだまだ高知では、知らないことがたくさん。
赤岡は、どろめ祭りに行って以来、
二度目でした。
良い雰囲気の町並みで、
絵金祭り、意外と良かったです。


http://www.ekingura.com/

http://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=3489