高知・徳島合区

人口の少ない高知、徳島、島根、鳥取は、
参議院選挙区で、それぞれ、
「高知・徳島」、「島根・鳥取」が
一緒になることが可決された。


一票の格差は、違法だという考えは分かる。
ただ、それによって、
人口の少ない地域には、
議員は必要ないというのは、違うと思う。
できるだけ、一票の格差を是正し、
地方にも、議員を選出できる権利は残して欲しい。
そして、合区になっても、
一票の格差は、さほど縮まらない。




この選挙区で選挙が行われると
まず、最初の選挙で、
「高知・徳島」選挙区の半数、二人が改選し一人になり、
(合計3人)
次の選挙で、さらに、一人減り
「高知・徳島」選挙区は、議員定数2人になる。
(現行それぞれ二人ずつ)



高知、徳島の有権者数を見ると
わずかに、徳島が上回る。
もし、それぞれの県の投票率が一緒だと、
徳島出身の立候補者が有利になる?
そうなると、高知出身の参議院議員
0になる?



人口が多い地域の議員しかいらない?


高知、徳島の県庁所在地間の距離は、160キロ。
徳島県庁と高知県土佐清水市の距離は、300キロ。


それぞれの県から立候補した候補者が、
他県にまで、選挙運動するのだろうか。



高知は、いいところです。
自然があって、人が良くて、
食べ物がおいしい。
県外から、遊びに来た人が
口をそろえていいます。


でも、政治の世界はちがう。
田舎の声は、小さいから、
切り捨ててもいいと
都会の人が言っているように
感じてします。